パチスロの設定狙いで稼ぐ

設定は見抜けるものなの？

初心者講座に書きましたとおり、仮に設定６を毎日打てるとしたら、初心者でも大幅に勝ち越すことができます。
ただ、それはお店のサクラ（お店が雇った打ち手）でもない限り、現実的に不可能なことです。
ですので、いかにして多くの高設定台を打つか？ということがポイントになってきます。

そもそも、プレイヤーは設定を見抜くことが可能なんでしょうか？
答えとしては「機種によりけり」ですが、ある程度は見抜くことができます。
ただ、そのためには各機種の設定ごとの特性を理解しておく必要があります。

昔の機種の中には、「設定判別」というちょっと複雑な手順で設定がわかる機種もありましたが、現在の機種ははっきりと分かる手段はありません。
ですので、色々な状況証拠を集めて設定を推測する必要があります。

では、設定狙いをする中で、一番重要なことは何でしょうか？

店選び＞台選び＞機種の知識

答えは「店選び」です。
ここで７～８割が決まってしまいます。

初心者講座の中で、お店はお客さんに出玉感をアピールするために設定６を使うと書きましたが、厳密に言うと、設定６をたくさん使ってアピールする店もあれば、全く使わない店も存在します。
また、特定の日には多くの設定６を投入して、通常営業では入れないお店もあります。

色々な機種の設定６の特性を覚えたとしても、設定６が使われていないお店の中で探していても見つかるはずがありません。
まずは、設定６を使ってくれるお店を探すことが重要です。

次に重要なのが「台選び」です。

あるお店の特定日には設定６が入っていることが分かっているとして、それがどの機種、どの台に入るのか推測しなければなりません。
その中で重要なことは「設定師の癖を見抜く」ということです。

何らかのルールに則って設定を入れる

設定師とは、パチスロの設定を決める人のことです。
お店の店長やマネージャーが行っていることが多いですね。

お店の経営状況、売上目標、利益目標を考えながら、設定配分をする重要な仕事です。
説明しましたとおり、お店にとって出玉をコントロールできるのは設定しかありませんので、それ次第で集客力や売上が大きく変わってきます。

設定師の癖とは、設定６の入れ方に何かしらの法則があるということです。
意図的に法則を作ってお客さんに何となく知らせているお店もあれば、単純にお店のルールがあって、それに従っているだけの場合もあります。
いずれにしろ、その法則性を見抜いていくということです。

一番オーソドックスな法則としては、前日、前々日に大当たり回数が最も少ない台に高設定を投入するというパターンです。
業界の慣習として古くからこの方法は使われていますし、今でもこの法則が通用するお店は結構あります。
イベント日に前日、前々日のハマり台の出玉をチェックするだけでも、設定看破の精度は上がります。

極論を言うと、よく出ている台を打てばいい

最後に、機種ごとの特性という知識が重要です。
上記の２つさえ間違いがなければ、実は機種ごとの特性なんてほとんど知らなくてもいいんです。
ただ、その台が本当に設定６なのか確かめるためには、やはり機種ごとの特性を知っておく必要があります。

機種ごとの特性については、多くのサイトや雑誌で紹介されていますので、探してみてください。
最も原始的な考え方として、「良く出ている台は設定が高い可能性がある」という基本は忘れないで下さい。
Aタイプの設定狙いは単純にこれだけでもいけちゃったりしますし、店選びさえしっかりしていればAT（ART）タイプでもこれでいけるものです。

設定狙いは大変な分、旨味が大きい

結論として、現在の状況の中で設定狙いをするのは、実は結構大変です。
ピンポイントに設定６をゲットし続けるのは至難の業ですし、その見返りが一昔前よりは少なくなっています。

次のページで紹介する「天井狙い」のほうが理屈としては簡単です。
現在のパチスロで稼いでいる人の多くは、天井狙いをメインにしていることが多いです。

とは言え、これはパチスロに限ったことではないですが、みんながやっていることをやるのは簡単なんですが、それゆえにライバルが多いんですよね。
ですので、今の時代だからこそ他人があまりやらない設定狙いのほうが旨味があるんじゃないかなーとは思います。

このページのまとめ

• 設定は機種によってある程度見ぬくことができる
• 設定狙いで何より重要なのは店選び
• 設定師の癖を見抜いて高設定台を推測する
• 機種ごとの設定の特性は覚えられたら覚える
• 設定狙いは大変だが、天井狙いよりはライバルが少ない